ボルダリングで怪我をしない!これさえやれば怪我なく登れる!
オリンピック競技にもなって、近年人気急上昇の『ボルダリング』
ボルダリングジムが県内だけでも数多くあることからどれだけ人気のスポーツかわかりますね!
今や大人の趣味だけではなく、子供のクライマーも数多くいます。
しかし、登るのが楽しいがあまり登りすぎて指、肘、肩、足首など怪我も多く聞かれます。
今回は大人〜子供のクライマー達へ!
怪我をしないで楽しく登る為のケア方法や怪我予防を解説していきます!
怪我の解説の前に皆さん1回ボルダリングジムに行ったら何時間登りますか?
結果から申し上げると理想の練習時間は1回『2時間以内』です。
登るコースの難易度にもよりますが、これ以上の練習時間は怪我のリスクが倍増します。
初心者の人は1時間もすれば腕がパンパンになり登れなくなってしまうと思います。問題は上級者と子供です。
上級者は筋持久力もあり、3〜5時間くらいジムにいるという人もいると思います。間に休みを入れたり、他のクライマーの登り方を研究などで休みを入れて、何回も登れてしまうのも現状です。
しかし!
筋肉の疲労は間の休みだけで簡単に抜けるものではなく、疲労が溜るといつも違う箇所に無理な力が入ったりして怪我に繋がります。
そして一番危険なのが子供のクライマーです。
子供は見ていてわかるように楽しい事ならひたすらチャレンジしてしまいます。
自分で限界が分からなくなってしまいがちです。
やはり子供の練習量は親が管理してあげるしかありません。
まず、子供の集中力は良くて1時間です。
なので学校の授業の時間は基本1時間以内に終わるようにできています。
集中力を欠いて行う長時間の練習はデメリット
怪我のリスクが倍増
練習効率の低下
怪我のリスクが倍増
まだ体が出来上がっていない子供に長時間の腕(特に指先のみに負担がかかる)運動はリスクがあります。子供の骨の先端には骨端線という骨が成長するのに欠かせないものが存在します。オーバーユースでこの骨端線の怪我が非常に危険です。
骨の成長に関わってしまうからです。長時間登り続ける事はNGです。
練習効率の低下
昔みたいなスポ根はもう時代遅れです。
練習をすればするだけ上達ではありません。今は量より質です。
3時間のだらだらした練習より1時間の集中した練習の方が確実に効果があります。
まず練習時間や登る本数に気をつける事でオーバーユース(使いすぎ)による怪我のリスクはぐんと下がります。
大人の人は自分で練習時間を決めて楽しく登ってください!
子供は親が管理してあげて登り過ぎを防いで、楽しく登らせてあげてください!
クライマーの怪我No.1
腱鞘炎(けんしょうえん)
指や手首に多く発生します。
痛み、腫れ、発赤などがあり、指の動きが悪くなり、酷い場合【ばね指】になる可能性もあります。
【ばね指】とは
曲げた指を伸ばそうとするとばねの様にカックンとなって伸びてしまうものです。要は曲げた指が伸ばす時に引っかかりがあって伸ばしにくい状態です。
基本的に腱鞘炎(けんしょうえん)やばね指はオーバーユース(使い過ぎ)で発生します。ボルダリングは、指や手首を酷使する為一番なりやすい怪我です。
基本的にはストレッチで予防や日頃のケアができます。
前腕ストレッチ
肘を伸ばした状態で肘から指4本分離れたところを親指で少し強めに押さえます。
押さえたまま、手首を曲げ伸ばしやゆっくり回していきます。
色々な方向に片方15秒程かけて行います。
手首のストレッチ(床)
床に自分の方に指が来るように手をつきます。
このまま前方に軽く体重をかけて手首を伸ばします。
手首のストレッチ(椅子有)
椅子に床でやるように手を置いたら、手首を伸ばすように徐々に後に体重をかけていきます。
床のストレッチより強いストレッチングがかかるので、床でやるよりもっと伸ばしたい人向けです。
運動前なら反動つけて各指10回
運動後なら反動つけずに各指10秒
指のストレッチ(親指以外)
肘の伸ばした状態で手を前に出し指一本一本を自分の方に曲げて伸ばします
指のストレッチ(親指)
親指を上に向けた状態で、自分の方に曲げていきます。
親指は他の指よりちゃんと伸ばすのが難しい為、この角度で行ってください。
どの指も曲げ過ぎに注意です。
運動前なら反動つけて各指10回
運動後なら反動つけずに各指10秒
その他の怪我
着地時の足首捻挫
着地の際に捻挫をしてしまう事も多いです。
降りる前にしっかり着地地点を確認
丁寧にクライムダウンを行う
この2点に注意してください。
もし捻挫をしてしまったら?
捻挫をしてしまった後の対応や再発しないトレーニング方法はここをチェック!
肩・肘の痛み
自分の体重を主に腕で支える為、肘や肩にも大きな負担になります。
登る前のストレッチをご紹介!
上腕三頭筋(二の腕)ストレッチ
伸ばしたい方と同じ肩甲骨の上に手を置きます。
そのまま肘を後に引っ張ります。
上腕三頭筋(二の腕)を伸ばします。
肩甲骨を開くストレッチ
胸の前で手を十字にして上半身を軽く捻りながらストレッチします。
もっと肩甲骨のストレッチを知りたい人はここをチェック!
ボルダリングを行う前後にこのストレッチを取り入れるだけで腱鞘炎やばね指、肘、肩の怪我の予防ができます!
もし怪我をしてしまったら・・・
予防をしていても怪我をしてしまうのがスポーツです。もし怪我をしてしまったら【スポーツ整体マッサージ】にご相談下さい。
リハビリは【怪我のリハビリ】をご予約下さい。再発しない身体作りをサポーターします。
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